バネ定数,計算,コイルばね,板,皿,材料,鋼,設計,座金,スプリング,製造等の種類・用語

コイルばね、板バネ、皿バネ等の種類・名称・形状・用途、バネ定数やばね荷重の計算・設計、ばね鋼等バネ材料、ばね加工・製造、試験・検査などに関連する用語として、ばね用語（JIS B 0103）において、”d）ばね構成部品・バネ部分”に分類されているバネ用語には、以下の、『こば』、『アイリーフ』、『ばね板端部』、『目玉』などの用語が定義されています。

ばね用語（JIS B 0103）
⇒【d）ばね構成部品・バネ部分】

分類： ばね用語 > d）ばね構成部品・バネ部分

番号： 4118

用語： こば

定義：
板バネの平鋼の側部の総称（付図67）。
備考：
こばの曲率半径を板厚のほぼ半分にとった場合を、丸こばという。

付図67 長方形断面（4116）、こば（4118）

対応英語（参考）：
round edge of flat bar

慣用句（参考）：
−

分類： ばね用語 > d）ばね構成部品・バネ部分

番号： 4119

用語： アイリーフ

定義：
重ね板バネに組み込んだ目玉付きのばね板（付図73）。

付図73 アイリーフ（4119）

対応英語（参考）：
eye leaf

慣用句（参考）：
−

分類： ばね用語 > d）ばね構成部品・バネ部分

番号： 4120

用語： ばね板端部（ばねいたたんぶ）

定義：
ばね板の端部（付図71 及び 付図78）。

付図71 ばね板端部（4120）、三角開先（4126）、だぼ（4131）、だぼ穴（4132）

付図78 平端部（平開先）[ばね板端部（4120）、三角開先（4126）、サイレンサ（4166）、テーパエンド（4216）]

付図78 三角端部（三角開先）[ばね板端部（4120）、三角開先（4126）、サイレンサ（4166）、テーパエンド（4216）]

付図78 テーパ端部（テーパ開先）[ばね板端部（4120）、三角開先（4126）、サイレンサ（4166）、テーパエンド（4216）]

付図78 サイレンサ付き端部[ばね板端部（4120）、三角開先（4126）、サイレンサ（4166）、テーパエンド（4216）]

対応英語（参考）：
leaf end

慣用句（参考）：
開先

分類： ばね用語 > d）ばね構成部品・バネ部分

番号： 4121

用語： 目玉（めだま）

定義：
バネ板の端部を丸く巻いた部分（付図15、付図20 及び 付図69）。

付図15 担いばね（2300）、重ね板ばね（3110）、半だ円ばね（3120）、対称ばね（3140）、親板（4111）、全長板（4112）、子板（4113）、目玉（4121）、二番巻（4122）、胴締め（4140）、センタピン（4141）、スパン（5421）、ステップ（5424）、反り（5425）、重ね板ばねの高さ（5426）

付図20 重ね板ばね（3110）、マルチリーフスプリング（3111）、半だ円ばね（3120）、対称ばね（3140）、親子重ね板ばね（3170）、親ばね（3171）、子ばね（3172）、目玉（4121）、クリップ（4150）、クリップボルト（4152）、センタボルト（4161）、ブシュ（4162）、スペーサ（4163）、スパン（5421）、反り（5425）、重ね板ばねの高さ（5426）

付図69 上巻き目玉（アップターンドアイ）[目玉（4121）、上巻き目玉（4123）、下巻き目玉（4124）、ベルリンアイ（4125）、カーリング（6219）]

付図69 下巻き目玉（ダウンターンドアイ）[目玉（4121）、上巻き目玉（4123）、下巻き目玉（4124）、ベルリンアイ（4125）、カーリング（6219）]

付図69 ベルリン形目玉（ベルリンアイ）[目玉（4121）、上巻き目玉（4123）、下巻き目玉（4124）、ベルリンアイ（4125）、カーリング（6219）]

付図69 だ円ばね用目玉 [目玉（4121）、上巻き目玉（4123）、下巻き目玉（4124）、ベルリンアイ（4125）、カーリング（6219）]

対応英語（参考）：
(spring) eye

慣用句（参考）：
−