バネ定数,計算,コイルばね,板,皿,材料,鋼,設計,座金,スプリング,製造等の種類・用語

 

スプリングピン/溝付きスプリングピン/2重巻きスプリングピン



バネ(スプリング)及びバネに関連する用語を規定しているばね用語(バネ用語)において、”b)ばね用途”に分類されている用語のうち、『スプリングピン』、『溝付きスプリングピン』、『スプリングピン/溝付きスプリングピン/2重巻きスプリングピン』のJIS規格における定義その他について。

コイルばね、板バネ、皿バネ等の種類・名称・形状・用途、バネ定数やばね荷重の計算・設計、ばね鋼等バネ材料、ばね加工・製造、試験・検査などに関連する用語として、ばね用語(JIS B 0103)において、”b)ばね用途”に分類されているバネ用語には、以下の、『スプリングピン』、『溝付きスプリングピン』、『2重巻きスプリングピン』などの用語が定義されています。

ばね用語(JIS B 0103)
⇒【b)ばね用途


分類: ばね用語 > b)ばね用途

番号: 2130

用語: スプリングピン

定義:
弾性がある板を円筒状に丸め、その半径方向のバネ作用を利用し、穴に打ち込んで隣接部片を連接するピン(付図9)。
備考:
JIS B 2808
(※1)参照。
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(W型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(W型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(V型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(V型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)
付図9 二重巻きスプリングピン(2132)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、溝付きスプリングピン(2131)
付図9 二重巻きスプリングピン(2132)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、溝付きスプリングピン(2131)

対応英語(参考):
spring pin

慣用句(参考):


分類: ばね用語 > b)ばね用途

番号: 2131

用語: 溝付きスプリングピン

定義:
スプリングピンの一種で、穴に打ち込んだとき、円筒状に丸めた両端が接合しない程度に成形したピン(付図9)。
両面取り形及び片面取り形がある。
備考:
JIS B 2808
(※1)参照。
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(W型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(W型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(V型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)
付図9 溝付きスプリングピン-面取り形(V型)(2131)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、2重巻きスプリングピン(2132)

対応英語(参考):
spring-type straight pin-slotted

慣用句(参考):


分類: ばね用語 > b)ばね用途

番号: 2132

用語: 2重巻きスプリングピン

定義:
スプリングピンの一種で、1巻以上1.5巻以下に丸めたピン(付図9)。
両面取り形及び片面取り形がある。
備考:
JIS B 2808
(※1)参照。
付図9 二重巻きスプリングピン(2132)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、溝付きスプリングピン(2131)
付図9 二重巻きスプリングピン(2132)、ファスナばね(2100)、スプリングピン(2130)、溝付きスプリングピン(2131)

対応英語(参考):
coiled spring pin

慣用句(参考):


(※1)
JIS B 2808 は、以下のJIS規格になります。

JIS B 2808
スプリングピン

この規格では、鋼製、オーステナイト系ステンレス鋼製及びマルテンサイト系ステンレス鋼製の重荷重用及び軽荷重用溝付きスプリングピン並びに重荷重用、一般用及び軽荷重用の二重巻スプリングピンについて規定されています。